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ふしぎ図書室

民話や伝承、ファンタジーやSF、児童文学や漫画など、「すこしふしぎなおはなし」に惹かれるおじさんのつぶやき。

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『仕事。』川村元気

「私と同じ年の頃、何をしていましたか?」。大人になってからのほとんどの時間、僕らは仕事をしている。だとしたら僕は人生を楽しくするための仕事がしたい―。映画プロデューサー、作家として躍進を続ける川村元気が、仕事で世界を面白くしてきた12人の巨匠に聞いた「壁を乗り越え、一歩抜け出す」唯一無二の仕事術!


 まず、この本を開いて思うのはメンツのすごさ。
 僕の好きな人がたくさんいます。

 沢木耕太郎さんの「偶然によりドライブがかからないと、よいものにならない。」はなんかノンフィクション作家らしい言葉だなと思いました。
 谷川俊太郎さんは、「お金は必要」と断言したり、三度の離婚の話など、ギャップがあってすごくよかった。

 宮崎駿さんは、庵野秀明がナウシカをやりたいと言っているから「やっていい」と言ったというエピソードが印象的。「力を尽くしてこれをなせ」という言葉も心に残りました。

 「生きねば」というコピーで、菜穂子のセリフが変わったというエピソードを鈴木敏夫さんは語っておられます。プロデューサーも作品制作者として作品にすごく寄与するのだなあと思いました。

 
 他にも坂本龍一、秋元康、山田洋次、篠山紀信、横尾忠則、糸井重里などのビッグネームがずらり。本当に仕事に対する意欲がわいてくるすばらしい対談集となっています。
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プロフィール

HN:
A・T
年齢:
41
性別:
男性
誕生日:
1983/08/31
自己紹介:
ジブリとSFと児童文学とマンガが三度の飯より大好きなおじさん。

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