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ふしぎ図書室

民話や伝承、ファンタジーやSF、児童文学や漫画など、「すこしふしぎなおはなし」に惹かれるおじさんのつぶやき。

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『神秘島物語』佐藤さとる文 原作J・ベルヌ 絵 生頼範義 澤田賢 (痛快 世界の冒険文学)

南北戦争下のアメリカ・リッチモンド市から、嵐の吹きあれる夜、気球に乗って脱出した5人の男たち。強風にもまれ、気球が流されたところは、絶海の無人島だった。もてる科学知識と行動力を駆使し、彼らの生きのびるためのたたかいがはじまった……。


 漂流の物語です。

 流れ着いた島で、さまざまな生きる知恵を出しながら、登場人物たちがサバイバルする物語です。南北戦争時代のアメリカ、しかも北軍の人々が、南軍から逃れるために、気球に乗って脱出し、ある島に流れ着きます。こう書くだけでも、ロマンにあふれていますよね!大尉・従軍記者・少年などのさまざまなメンバーの5人で、個々が力を発揮しながら生き延びていく姿に感動します。



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ネタバレしてます。

『アーサー王物語』 阿刀田高・文 絵・加藤直之 (痛快 世界の冒険文学)

6世紀のイングランドに、理想の国ログレスがあった。この国を統べるのは強く気高い王アーサー。これは王を中心に、騎士たち、魔法使い、美女などが活躍する英雄たちの伝説である。王の伝説は現在も続いている。


 この年まで、アーサー王の伝説は、いろいろな文章でかじってはいて、断片は知っているものの、読んだことがありませんでした。読んでみると、とても興味深く面白い物語でした。

 小学生の頃にはまったゲームで、ゲームボーイの「SaGa」というシリーズがありました。そのゲームには、さまざまな武器が登場するのですが(レオパルドⅡという戦車や「かくばくだん」といういろんな意味で危ない武器もありました)、エクスカリバーという武器があり、これが最強の武器でした。それが、アーサー王の持ち物だとは知ってはいたものの、湖の姫より授かり、自らの傷を癒すなどの魔力があることまでは知りませんでした。RPG好きにはたまらない本じゃないでしょうか。


ネタバレしてます。

プロフィール

HN:
A・T
年齢:
40
性別:
男性
誕生日:
1983/08/31
自己紹介:
ジブリとSFと児童文学とマンガが三度の飯より大好きなおじさん。

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