滑走路にタイヤをきしませながら、ジェット旅客機が到着した。その瞬間、あたり一面がバラ色に輝き、旅客機は跡形もなく消え去った!
旅客機の乗客と共に見知らぬ場所へテレポートした映二は、附近の様子を調べるため探検に出た。驚いたことに、氷河期の猛獣サーベル・タイガーやナウマン象がいる。ここは20万年前の世界だったのだ。その時、突然映二に襲いかかった黒い影は・・・・・・。
一瞬のうちに物質を転送するオメガ粒子を浴び、過去へ飛ばされた少年の不思議な冒険を描くSF長編傑作!
先日、『日本SF誕生』という本を読みました。そのときに第一回目のハヤカワSFコンテストの入選作「時間砲」を原型として、ジュブナイルの本作が書かれたということを知り、読んでみました。なんだか
懐かしい感じに包まれました。
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