民話や伝承、ファンタジーやSF、児童文学や漫画など、「すこしふしぎなおはなし」に惹かれるおじさんのつぶやき。
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勉強のこと、友だちのこと、死、そして生きること…人生の根幹に関わる大切な八つのことについて、これから大人になる子どもたち、そして大人になるって難しい…と思っている人たちへ向けたメッセージ。
吉本ばななの小説を読むと、心が洗われたような気分になります。
この本を読むと心があったかくなります。
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ネタバレしてます。
告白されても、すぐに好きって言っちゃいけない?切ない恋にあっさり死んじゃう?複数の妻に通い婚?老いも若きも波瀾万丈、深くて切ない平安文学案内。
時代によって恋愛の様態は変遷していく。
平安時代の恋愛の様子、平安文学の恋愛の描き方のパターンなどがわかって、勉強になりました。それらを実際の作品を紹介しながら、教えてくださるのでとてもわかりやすかったし、ああ、これは読んでみたいなあという古典読書案内にもなっています。さっそく、『堤中納言物語』のリライト版を読んでいるところです。
実際に対面するのではなく、和歌で恋のやり取りをする。ここまでは知っていましたが、和歌の代作は当たり前、本人が返事をするのはその後、など、具体的にアプローチの様子がわかり、古典の理解に役立つ本になっています。語り口も高校生向きで、やわらかい話になっており、飽きさせないので、古典がわからなくて困っている高校生諸君におすすめです。
後宮の権力争いの話の中で、『源氏物語』の桐壺帝の桐壺更衣への寵愛についての話が出てきます。桐壺更衣への寵愛は、単純な愛情だけではなく、右大臣家の権力拡大を牽制するという読み方もあると読んで、「なるほどなあ」と思ってしまいました。解説書を読んで鵜吞みにするのではなく、こういった自分なりの解釈ができるようになるのは、いつになるのだろうかと思ってしまいます。
前々から読みたかった『落窪物語』では、壮絶な継母・継子バトルが描かれているということで、これも読みたいですね。ますます古典に興味がわきます。
誰でもタイトルは知っているけれど、ちゃんと読んでいなかったあの名作も。現代的なテーマで今こそ読みたい、図書館に埋もれたあの作品も。物語の世界にひたれて、どんどん読めて、読後感がいい―そんな児童文学の選りすぐりの百冊を紹介します。
たいへん参考になりました。
著者は「本の探偵」さんもやっている、その道の専門家。
読んでみたい本がまた増えました。
最近、バレエに興味がでてきているので、
「バレエダンサー」ルーマ・ゴッデン
「バレエ・シューズ」ノエル・ストレトフィールド
などには、興味がわきました。
また、作者の人生自体に興味のわいた(その出自と学校に行かず本に囲まれて育ったということに驚きました)、
「ムギと王さま」ファージョン
も気になっています。
書店でロアルド・ダールの作品集を見て気にはなっていたのですが、
「マチルダは小さな大天才」ロアルド・ダール
も読みたい一冊ですね。
ダークファンタジーであるという「足音がやってくる」(マーガレット・マーヒー)、実話系の「三びき荒野を行く」(S・バーンフォード)、「たった独りの引き揚げ隊」(石村博子)、少女の脳をサルに移植するSFの「エヴァが目覚めるとき」(ピーター・ディッキンソン)、サバイバル系の「ふたりの老女」(ヴェルマ・ウォーリス)、前々から興味のあった「ジャングル・ブック」(キップリング)などなど、楽しそうな本がたくさん紹介されています。
ちなみに、この本で紹介されている中で、僕が読んでいるのは、「トムは真夜中の庭で」「飛ぶ教室」「三銃士」「海底二万里」「宝島」「十五少年漂流記」「秘密の花園」「指輪物語」「クリスマス・キャロル」の9作品でした。まだまだだな、と思うと同時にこれからまだまだ名作が読める楽しみに打ち震えました。