民話や伝承、ファンタジーやSF、児童文学や漫画など、「すこしふしぎなおはなし」に惹かれるおじさんのつぶやき。
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ふたりの少女・ルミとミドリは公園で不思議な老人と男の子に出会う。男の子は、精巧に作られた腹話術の人形だった。すっかり人形に魅せられたルミは、ミドリの止めるのも聞かず、老人の家へついていってしまう。ルミがそこで見た恐ろしいものとは…。
人形。愛らしいと思うこともあれば、怖いと思うこともある、そんな存在です。
僕の家に日本人形と西洋人形の間をとったような人形がリビングに置いてあって、夜中に起きてその部屋に行ったりすると、とっても怖かったのを思い出します。
この少年探偵シリーズでは怪しい老人が活躍することが多いのですが、ルミちゃんはこの怪しい老人についていってしまうのです。白髭のおじいさんというと仙人のようで、いかにも不思議な妖術を使いそうなイメージですものね。腹話術を使い、公園の外に自動車を待たせているおじいさん。もう、誘拐する気まんまんです。
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ネタバレしてます。
銀座の夜空いっぱいに広がった巨大な顔。それはとてつもない事件の前触れだった。明智探偵の美しい少女助手、マユミの身に危険が迫る!
少年探偵団に新たな仲間が加わります。花崎マユミという明智探偵の姪でこの後の作品でも活躍しています。「おねえさま」と団員に慕われますが、このマユミさんが狙われるのです。巨大な顔と巨大な音で登場する「魔人ゴング」です。
ネタバレしてます。
少年探偵団の名コンビ・井上くんとノロちゃん。ある日ふたりは、珍しい「移動映画館」に惹かれてそのあとをついていくが「魔法博士」と名乗る黄金の姿をした盗賊とその手下に捕らえられてしまう。彼らの目的は、何と名探偵明智小五郎を盗み出すことだった!
冒頭、少年探偵団ではおなじみの井上一郎君と野呂一平君(ノロちゃん)が登場し、「あやしいやつを見たら、あとをつけないではいられない」少年探偵団のさがで、尾行を始めます。結果、さらわれてしまうわけですが、そこで奇怪な人造人間の群れを目撃し、魔法博士という人物に出会います。(この名前、以前にも登場しています)
ネタバレしてます。
東京都内に、まぼろしの「黄金豹」が現れるという、奇怪な噂が広がっていた。光り輝き機敏に動く豹が、ふいに姿を見せては、高価な美術品や宝石を盗み荒らし、あとかたもなく消えるというのだ。名探偵明智小五郎と小林少年は、事件の謎を突き止めるため捜査を開始する。果たしてまぼろしの豹の正体はいかに・・・。
黄金に輝く豹が、街中を闊歩し、宝石などを盗むという事件が起きます。
大型獣が町中に現れるという一つの想像力の型が、乱歩作品にはあるようで、少年探偵団シリーズにも何度も登場するモチーフとなっていますね。
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沈没船の引き上げにあたった潜水夫たち。 暗い海底で船体を調べていた彼らの目の前に飛び込んできたのは、ワニのようなしっぽを持つ鉄でできた怪物だった! ひょんなことから賢吉少年に託された鉄の小箱の秘密とは!? 地上にまではいあがり小箱をつけねらう怪物に、名探偵明智小五郎が挑む!
鉄の人魚が沈没船のお宝をねらってやってきます。
少年探偵団の団員は、だいたい帰り道に不思議な目に遭うようです。
今回は賢吉君という少年が、鉄の小箱を男から託されるところから物語が始まるのです。
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