民話や伝承、ファンタジーやSF、児童文学や漫画など、「すこしふしぎなおはなし」に惹かれるおじさんのつぶやき。
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緑の森に住む伝説の英雄ロビン・フッドは、イギリス一の弓の名手。悪政に反抗するロビンの首には200ポンドの懸賞金がかけられた。棒使いの名手ジョーンや、ぶっきら坊主のタックなど、強く楽しい仲間たちとくりひろげる豪快な冒険。
ロビン・フッドの物語は、幼い頃に読んだ、児童文学全集以来の再読です。
ロビン・フッドが義賊であり、弓の名手である・・・くらいしか記憶にありませんでした。
改めて読んでみると、ロビン以外のキャラクターの癖が強くて面白い。
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ネタバレしてます。
17歳で入隊してから20歳で敗戦をむかえるまで、〈ぼく〉が実際に参加し体験した第2次大戦の生々しい姿。「あのころはフリードリヒがいた」「ぼくたちもそこにいた」に続く3部作の完結編。
三部作ということですが、厳密には、全二作とは直接的なつながりはないようです。
もっと、大人向けの描写になっていると思います。
短い断章が、年代ごとに続いていくだけとなっています。
思い出を並べた。それだけを提示されているような気になります。
ネタバレしてます。
『あのころはフリードリヒがいた』の続編。優等生のハインツ、時代の流れに素直には従えないギュンター、そして“ぼく”―ヒトラー・ユーゲントに入団した3人のドイツ人少年が経験したことは?戦争へ突入していく日々を淡々と描く。
ディストピア小説を読むようです。
戦争は子どもたちをも巻き込んでいく。
まだ、自分たちの価値基準を確立できていない彼らにいろんなものを植え付けながら。
ネタバレしてます。
ひっこみじあんで、気のいいホビット小人のビルボ・バギンズは、ある日、魔法使いガンダルフと13人のドワーフ小人に誘いだされて、竜に奪われた宝を取り返しに旅立ちます。北欧の叙事詩を思わせる壮大なファンタジー。
すごい読みごたえ!
「ゆきて帰りし物語」という副題がついている通り、行って帰ってくるだけの物語なのに、どうしてこんなにすごいのだろう。
『指輪物語』も『ホビットの冒険』も、かつて読んだことはあるし、映画も見ているのですが、何度読んでも見ても面白いことに感動です。
引っ込み思案で背の低い僕は、ビルボに感情移入して読むことができました。
13人のドワーフと魔法使いと小人族の「忍びの者」が一人の旅。
竜に独占されたかつての自分たちの宝物を取り戻しに行く旅。
筋をきくだけでワクワクしてきます。
ネタバレしてます。
明治期の日本をこよなく愛し、小泉八雲と名乗ったラフカディオ・ハーン。日本の不思議な物語を題材とした短編「耳なし芳一の話」「雪女」をはじめ、新鮮な日本の印象をつづった「東洋の土をふんだ日」などの随筆も収録。
不思議で怖いお話とエキゾチックな日本を感じられる作品集です。
ネタバレしてます。