民話や伝承、ファンタジーやSF、児童文学や漫画など、「すこしふしぎなおはなし」に惹かれるおじさんのつぶやき。
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裕福に暮らすチト少年は、お父さんが兵器を作る人だったことを知り、驚きました。じぶんが不思議な〈みどりのゆび〉をもっていることに気づいた少年は、町じゅうに花を咲かせます。チトって、だれだったのでしょう?
美しい物語です。
そして美しい挿画が物語を彩ります。
この一冊は「おすすめ」ではなく、「必読」だと思いました。
読まないと損ですよと世の人に声をかけたくなる一冊です。
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ネタバレしてます。
英米のホラー小説に精通した訳者自らが編んだアンソロジー。エドガー・アラン・ポー、サキ、ロード・ダンセイニ、フレドリック・ブラウン、そしてロアルド・ダールなど、短編の名手たちによる怖くてクールな13編。全編新訳。
お上品な怪談集。
読んだ後にじわじわと恐怖が染み込んでくるような作品が多いです。
B級ホラーのような刺激で恐怖を呼び起こすような安い作りではないのです。
採用されている作品も怪談小説の中でも古典と呼んでもいいようなものが多いようです。
ネタバレしてます。
人間はどうしてネギを食べるようになったのか?ネコとイヌがけんかするのはなぜ?おばあさんは悪いトラをどうやって追いはらったか——動物と人間がくりひろげるのどかな世界が語られる朝鮮の民話33編。
独特!
というのが読後の素直な感想です。
物語の原型というか、素材をそのままお出ししました!という味わいのものが多く、とにかく「えー」と驚くお話が多いです。
ネタバレしてます。
クリスマスイヴの日、フリッツとマリーのきょうだいは、不思議なドロッセルマイヤーおじさんからのプレゼントを心待ちにしていました。たくさんのおもちゃの中に、マリーはクルミわりを見つけます・・・・・・夢と現実が入りまじって紡ぎ出されるドイツの幻想的な物語。
ネタバレしてます。
動物たちの話を聞いて幸運をつかむ「けものたちのないしょ話」(プミ族)、美しい声で歌うネコの話「歌をうたうネコ」(タイ族)をはじめ、「牛飼いと織姫」(漢族)、「ふしぎな探検」(ウィグル族)など、中国のさまざまな民族に語り伝えられた民話27編を収録。
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