ふしぎ図書室

民話や伝承、ファンタジーやＳＦ、児童文学や漫画など、「すこしふしぎなおはなし」に惹かれるおじさんのつぶやき。

[13] [12] [11] [10] [9] [8] [7] [6] [5] [4] [3]

[PR]

Category []

2024/11/22 06:27

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

『繊細すぎてしんどいあなたへ　ＨＳＰ相談室』　串崎真志　（岩波ジュニア新書）

2020/11/22 15:47

「友だちの顔色がすっごく気になる」「匂いや音が気になる」等々・・・・・・。これらの背景にあるのは、繊細すぎる性格（ＨＳＰ）です。こうした生きづらさを６つのタイプに分け、それぞれを詳しく紹介します。あわせて長所としていかに活かしていくかを具体的にアドバイスします。「繊細でよかった！」読後にそう思えてくる１冊です。（背表紙より）

　「うわー、めちゃくちゃあてはまるー」と思いながら読んでました。

　ハイリー・センシティブ・パーソンを略して、ＨＳＰだそうですが、人が怒られるのを見て「怖い」と思ってしまったり、周囲の人の気分やなんて思われるのか気にしすぎたり・・・・・・。
　僕は違いますが、色や音が気になり過ぎて、疲れたりしてしまうなどの人もいるようです。

　そんな風な悩みを持っている人は、この本を読んでみると、少し気がまぎれるかもしれません。
　そういった性格のマイナス面も書いてありますが、反面、長所もあるよ、ときちんと認めてくれます。このような人は、人の気持ちが理解できるし、想像力が豊かな場合が多いそうです。

　自分のタイプに合わせて、対処法が書いてあったり、カウンセラーへの相談やロールモデルを発見してみようというアドバイスがしてあったり、もっと若い頃に出会っていれば、少し人生が気楽なものになったかもしれないなと思いました。

　本の紹介にあるような「繊細さ」を持っている人はぜひ読んでみてください。きっと心が少し軽くなりますよ。